【アダルトチルドレン】ACの気質=子どもの頃のあなたが一生懸命生きていた証。

「アダルトチルドレン(AC)だから、私は生きづらいんだ…」

「ACじゃなかったら、もっと違う人生を生きられたはず…」

「なんでこんなことに…」

自分自身にアダルトチルドレンの気質があることに気づいて、その後の毎日の中でこんな風に悩んでいませんか?

アダルトチルドレン(AC)って?

”子どものころに親との関係の中で何らかの心の傷やトラウマを負ったこと原因で、大人になってから悩みや生きづらさを抱えている人”のことです。

ACは病気ではなく、ひとつの気質です。

一度このような考えが頭に浮かぶと、過去の記憶が次々と浮かんきて、頭の中をぐるぐる回る、”ぐるぐる思考”がはじまって止まらなくなってしまう…なんていうこともあるかもしれません。

過去の私はそんなことがしょっ中ありました…

今、ACの気質を持っていることに気づいて、悩んでいる方に向けて、これからのために知っておいてほしいことを書いていきます。今回お伝えする内容が気持ちを穏やかにするヒントになればうれしいです。

ACにかかわるものも、そうでないものも、”悩み”というとそれは【自分を苦しめるもの】に思えます。

例えば

という悩みを持っているなら、”人が怖い”と感じなくなれたらいいのに…と思うし、

と悩んでいたら、自信を持てればいいのに…と考えますよね。

どちらの場合も、人が怖いという気持ちを持っていること、そして自信がないこと自分が苦しむ原因になっている、と考えるのが普通ではないでしょうか。

ところが…このように悩みを
【自分を苦しめるもの】と捉えると、解消までの道が険しいものになってしまうんです。

なぜかというと、悩みを【自分を苦しめる敵】とみなすと、悩みに主導権を握られてしまうことになるからです。

悩みを【自分を苦しめる敵】とみなすと、悩みに主導権を握られてしまう

そうなってしまうのはACにかかわる悩みも同じです。

じゃあ、悩みに主導権を握られないためにはどうすればいいのでしょう?

解決策は、悩みをこれまでとは違う視点で見ることです。

どういうことか、例をあげて見てみましょう。

まずは1つ目の視点。

これまでの悩みの見方です。

「私はアダルトチルドレンだ」

と言ったとき。

そう言ったときのあなたを外から見てみたとしたら、この図のように【私=AC】と捉えていると言えますよね?

それはまるで、

「私はサトウ ハナコです。」

と自己紹介をする時みたいに、

「私はアダルトチルドレンです。」

と、ACの気質と自分が一体化していて、切り離せないように思えてきます。

この視点で捉えると、悩みを解消することが難しくなるのです。

この状態が、悩みが主導権を握っている状態です。

悩みに主導権を渡さないためには、同じ状況を別の視点で見る必要があります。

ここからが2つ目の視点。

この図は【AC=私】と捉えるのではなく、【AC=あなたが持っている気質】、と捉える視点を視覚化したものです。

1つ目の視点との違いを感じられるでしょうか?

いまあなたが持っているACの気質はあくまでもあなたが持つ他のたくさんの気質、特徴のうちのひとつです。

ACの気質は、子どもの頃に身を置いていた環境を生き抜くために身につけざるを得なかったもので、自分で自分を守るために身につけたもの、いわば処世術だったのです。

子どもの時のあなたが一生懸命生きていた証なんです。

【AC=あなた】なのではなく、いま表に現れているACの気質の奥に本来のあなたがいるいるのです。

このような視点で見てみると、ACの気質は今の自分が持っているもののうちのひとつで、自分次第で手放すこともできるもの、と捉えることができるのではないでしょうか?

生きる過程で持つようになったものです。

生まれたときはその気質を持たないあなた、”本来のあなた”としてこの世界に存在していました。

でも、

「ありのままの私でいてはいけない」

「私がやりたいようにやると危ない目に合う」

「この世界で生きていくためには〇〇すれば安全なんだ」

さまざまな出来事を乗り越える中で、このように感じたことが積み重なって、ACの気質を持つことは避けられなかったのです。

つまり、ACの気質は本来の自分を守るために身につけたものなのです。

環境を生き抜くため、自分自身を守るため
身につけたのがACの気質

こうして見方を変えてみると、もうACの気質を敵扱いすることはできない…って思いませんか?

ACの気質を敵、自分を苦しめるものだというこれまでの捉え方にから違う捉え方に変化したとき、その気質を敵だとみなさなくなったとき、これまで悩みが持っていた主導権があなたの元に戻ってきます。

ACは子どもの時のあなたにとって必要だった処世術。

でも、いまのあなたはもうあの頃のあなたとは違います

これまで生きづらさを感じたり、

「ACじゃなかったら、もっと違う人生を生きれたはず…」

「なんでこんなことに…」

こんな風に感じていたのは、これまで陰に隠れていた”本来のあなた”ACの気質を手放すときが来ていることに気づいてほしくて、あなたに呼びかけていたからなのです。

そして、あなたはその呼びかけに耳を傾けたからこそ「なんとかしたい」という想いが湧いて、情報を探したことで、今このページにたどり着いてくださったはずです。

あなたが主導権を握って、ACの気質を手放す準備はもうできています。

その一歩を踏み出す前に、不安を感じるのはあなただけではありません。

その不安も、あなたの意識の届かないところで、潜在意識があなたを守ろうとして感じさせているものです。

不安を敵だと捉えずに、自分で主導権を握ってACゆえの悩みや生きづらさを手放していきましょう

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